ドラッグストア店長の薬剤師の年収はどれくらい?おすすめの転職先?

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薬剤師
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ドラッグストアは年収が高い求人が多いけど、店長クラスになると年収はどのくらいになるんだろう?

転職していきなり店長になることは可能なのかな?

アドバイザー
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ドラッグストアは年収が高い傾向にあるので、店長クラスになるとどのくらいまで上がるのかは気になるところですよね。

ドラッグストアの店長として働く薬剤師の年収や、おすすめの転職先かどうかも解説しています!

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ドラッグストアで店長として働く薬剤師の年収を紹介!

薬剤師の職場の代表であるドラッグストアは年収が比較的高い職場であり、各社の有価証券報告書によると2021年度の平均年収は下記の通りです。

  • マツモトキヨシ 約712万円
  • ウエルシア 約795万円
  • ツルハ 約638万円
  • ココカラファイン 約613万円
  • スギ薬局 約728万円

しかし上記の年収はあくまで全社員の平均年収となります。
店長クラスの年収は下記の通りです。(ジョブドア薬剤師調べ)

  • マツモトキヨシ 約600万円
  • ウエルシア 約650万円
  • ツルハ 約600万円
  • ココカラファイン 約600万円
  • スギ薬局 約600万円

業界大手のデータを比較してみると、企業による違いは比較的小さいと言えるでしょう。
大手同士なら、同じ役職で大体同じ程度の年収になる可能性が高いです。

しかし薬剤師は店長を経験することなくキャリアステップを歩んでいく事も多いです。
薬剤師にとって店長とほぼ同じ段階の役職にあたるのが「管理薬剤師」であり、薬剤師全体の統括はもちろん、店舗全体のマネジメントにも店長と共に取り組んでいく立場です。
一般的な薬剤師に比べて100万円程度年収が上がることもある為、ドラッグストアに勤める薬剤師が年収を上げたいと思った場合、多くの場合まずは管理薬剤師を目指して仕事に取り組むことになります。

ドラッグストアの店長の仕事内容

ドラッグストアの店長は、大きく分けて「店舗の管理」と「スタッフの管理」という2つの仕事をこなしていくことになります。

店舗の管理としての仕事は下記が代表的です。

店舗の管理に関する業務

  • 商品の仕入れ
  • 売り場のレイアウト作成
  • 会議への出席
  • 売上データや分析データの報告
  • クレームやトラブルの対応

スタッフの管理としての仕事は下記が代表的です。

スタッフの管理に関する仕事

  • スタッフの教育
  • 採用活動
  • シフトの作成

これらの業務に加えて、レジ打ち品出しのような一般的な業務も必要に応じて担当する必要がありますし、薬剤師(管理薬剤師)であれば調剤部の管理OTC医薬品の仕入れや在庫管理も行う必要があります。
高年収が狙える立場であるのは事実ですが、その分業務量も責任も多くなります。

ドラッグストアの店長はどのように評価されるのか

ドラッグストアの店長になってゴールではなく、その上の管理者やエリアマネージャー、役員を目指していきたい人も少なくないのではないでしょうか。
店長になることができた場合、更に上を目指すには何がどう評価されて昇進につながるのか解説します。

店舗の売上

まず最も重要と言っても過言ではないのが、店舗の売上にどう貢献したかです。
売上は明確に数字に出るので、店長になってからその店の売上がどう変化したのか、簡単に分析することができます。

重要なのは対前年比や目標との比較値で、年度ごとの成長率や目標への貢献度は大きな評価基準になります。
またスタッフ一人当たりの売上への貢献度時間辺りの貢献度本部の方針で積極的に売ろうとしている商品の売上高などが評価されることもあります。

本社の定める目標を熟知し、その目標に沿って手段を考え、結果を出す。
更にその過程で働くスタッフのパフォーマンスの最大化も実現する。
店長として高評価を受けるのはそれを達成することができる人材です。

マネジメント力

店舗の売上が重要なのは確かですが、売上さえ上げられれば問題ないというわけにはいきません。

例えば働いているスタッフの満足度や定着率、訪れるお客さんの満足度やリピート率などの数字です。これらはいわば「どれだけ雰囲気の良い店舗を作ることができているか」という指標であり、売上の数字としては単純に反映されにくい「お店の魅力度」を表していると見なすことができます。

どれだけ売上が高くても、スタッフの雰囲気が殺伐としていたり、新人がすぐに辞めてしまうようなお店では長期的に成果を出し続けることはできません。
店長としてはそういった雰囲気にも気を配り、店舗の清掃や、スタッフが働きやすい空気作りに取り組む必要があります。

薬剤師がドラッグストアで働くメリット

ドラッグストアは薬剤師の職場の中でも年収が高めであるということは知られていますが、他にどのようなメリットがあるのかご紹介します。

年収が高い

繰り返しになりますが、ドラッグストアで働く一番わかりやすいメリットは、年収が比較的高いという点です。

ドラッグストアは薬剤師の一般的な職場の中で製薬会社に次いで平均年収が高い職場で、調剤薬局や病院のような職場よりも平均年収が高くなっています。
製薬会社は業務内容が他の職場と大きく異なっている上に、高年収で人気があるため倍率が非常に高く採用される難易度が非常に高い事を考えると、ドラッグストアは採用されるまでの難易度を考えても魅力的な職場だと言えます。

休みが比較的取りやすい

ドラッグストアは薬剤師もシフト制であることが多いので、希望する日に休みを取りやすいこともドラッグストアで働くメリットです。
薬剤師の人数や他の薬剤師の休み希望にもよりますが、事前に休みたい日を伝えておけばよほど人手が足りないなどの事がない限りは、きちんと休みを取ることが可能です。

店舗を運営するスキルが身につく

店舗の一員として働くことになる為、店舗運営のスキルを身につけられるのも大きなメリットです。
他の職場では身につけることができない、ドラッグストアでしか得ることができないスキルを身につけることができます。

店舗全体の売上を見ながら、何が売れているのか、いつ売れているのか、近隣の地域では何が売れる傾向があるのか、など、様々な側面から情報を見ながら、売上を伸ばすための戦略を立てていきます。
これは他の職場ではあまり経験できないことです。

更にスタッフのマネジメントが経験できる点も大きいです。
ドラッグストアは他の職場と違い、アルバイトや薬剤師ではない一般の職員など様々なバックボーンの人と働くことになります。
その中で、それぞれの人の働く上での課題やそれをどう解決できるかを考えることで、働きやすい職場の作り方も学んでいくことが可能です。

お客様との距離が近い

お客様との距離が近く直接関わることができる点もメリットです。
直接関わることができるため、自分が役に立っている、という感覚を持ちやすく、働く上でやりがいを感じることが可能です。
直接感謝の気持ちを伝えて貰えるチャンスも多い為、もっと感謝されたいという気持ちが大きなモチベーションになるでしょう。

薬剤師がドラッグストアで働くデメリット

薬剤師がドラッグストアで働くメリットは多いですが、もちろんデメリットもあります。
ドラッグストアへの転職・就職を検討する場合は、デメリットも知った上でメリットと天秤にかけて比較することをおすすめします。

休日出勤がある場合も

基本的にドラッグストアは薬剤師もシフト制であるため希望する日に休みは取りやすいですが、その代わりに土日出勤が基本であるという点はきちんと認識しておく必要があります。
ドラッグストアは土日も営業しており、むしろ土日の方が来店する人が多い為、毎週土日に休みを取得するのは難しいです。
優秀な人材であるほどこの傾向が強いため、スタッフとして立場が偉くなれば偉くなるほど土日は働く必要があります。
家族や友達と予定を合わせるのが難しくなってしまうため、この点は多くの人にとってデメリットだと言えます。

逆に平日が休みになるため、混雑を避けて出かけることが可能になります。
考え方次第ではメリットにもなりえる点です。

業務量が多く残業が多いことも

駅の近くや大きな住宅街の中など、人気のある店舗の場合は特に言えることですが、ドラッグストアは業務量が多く残業が増えてしまう傾向があります。

薬剤師としての調剤業務やOTC医薬品についての業務に加えて、レジ打ちや品だしなどの一般業務もこなす必要があります。
更に役職が上がれば店舗やスタッフのマネジメントも行わなければならないため、その業務量は膨大になります。
人手が十分にある店舗ならまだ良いですが、実際は人手がギリギリの店舗も多い為、ある程度の残業は覚悟しておいた方が良いです。

薬剤師がドラッグストアに転職する方法

ドラッグストアは高年収でありながら業界が成長しており求人数も多く、キャリアアップしたい薬剤師の方にはおすすめの転職先です。
転職活動を進める上での注意点をご紹介します。

調剤薬局が併設されているドラッグストアを選ぶべき

調剤が苦手で調剤業務をしたくない、などの特定の理由がない限り、調剤薬局が併設されているドラッグストアを選ぶことをおすすめします。

理由としてまず1つは、調剤薬局が併設されているドラッグストアの方が年収が高い傾向があることです。
次に、調剤業務の経験を積んでおくことが薬剤師のキャリアにおいて良い影響を与えることが多い点です。

製薬会社などの特殊な職場は別ですが、ほとんどの職場において調剤業務は薬剤師の基本中の基本です。
その経験を積んでおくことは、薬剤師としての能力の地盤を築くことに繋がります。
ドラッグストアでの昇進を目指すにしても、ドラッグストアで経験を積み更に転職してステップアップを目指すにしても、調剤業務の経験を積んでおくことには大きなメリットがあります。

転職理由は明確にしておく

面接の際などに確実に聞かれることになるので、転職の理由は明確にしておいた方が良いです。

なんとなく「年収が高い」という点に大きなメリットを感じてドラッグストアへの転職を検討している方も多いとは思います。
その動機で転職を検討することは全く問題ありませんが、志望動機が年収しかないのはあまり印象が良くありません。

薬剤師
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調剤業務だけでなく、多様な業務を経験できるところが魅力的だと感じました。

薬剤師
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お客様と直接接する機会が多いので、人の役に立ったというやりがいを感じやすいのではと思いました。

など、面接の場では年収以外に魅力を感じた点をアピールできるようにしておくと好印象です。

薬剤師特化型の転職エージェントを利用する

転職活動を進める際には、薬剤師に特化した専門の転職エージェントを活用することをおすすめします。
職種を限定しない転職エージェントでも薬剤師の求人を取り扱っていることが多いですが、医療業界の転職活動は一般の転職活動とは異なる点も多く、その辺りのノウハウが不足している可能性が高いからです。

また条件の良い求人は非公開求人となっている場合もあります。
非公開求人は転職エージェントに相談しないと見ることができないのですが、医療業界の転職に精通したエージェントの方がより多くの非公開求人を持っていることが多いです。

おすすめの薬剤師特化型転職エージェントはセルワーク薬剤師

薬剤師に特化した転職エージェントの中でも特におすすめなのが、ジョブドア薬剤師の姉妹サイトであるセルワーク薬剤師です。

セルワーク薬剤師では利益重視で希望しない条件の求人をごり押しすることなく、あくまで薬剤師の方の希望を重視した提案を心がけています。
土日や平日夜間の面談にも対応しているので、有給や希望休が取りにくい方も相談しやすくなっています。
また入社後のアフターフォローもあり、万が一入社後に聞いていた話と違う…ということがあれば、アドバイザーが代わりに就業先に伝えることも可能です。

まとめ

ドラッグストアは業務量も多く、責任も大きい大変な職場ではありますが、年収も高く幅広い経験を積むことができるため、キャリアアップしたい方にはおすすめの転職先です。
業界が成長していて将来性もあり、求人数も多いので魅力を感じた方は挑戦してみてはいかがでしょうか。

セルワーク薬剤師

セルワーク薬剤師は90,000件以上の求人件数を誇る薬剤師のための転職・就職支援サービスです。
「求職者の方の希望に寄り添った提案」を心がけているので、利益重視で希望とかけ離れた条件の求人をごり押しはいたしません。
もし入社後に「入社前に聞いていたことと違う」と感じられた場合、アドバイザーにご相談いただければ求職者様に代わりアドバイザーが就職先にお伝えするなどアフターフォローも行っております。

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